福島・川内村の小学生が長崎訪問

川内小学校の6年生9人が、長崎大学を訪れました。川内村は「復興子ども教室」を開いていて、長崎大学はこれに協力しています。近くに大学がない川内村。長崎大学では、ロボット研究の第一人者、山本郁夫教授が開発したリアルな鯛型ロボットなどを見て、大学の研究を体感しました。ロボットを触った児童は「こういうロボットとか初めて見たのですごいと思いました」と話しました。
平和公園や爆心地公園では、教育学部の学生から原爆について学びました。福島第一原発の事故後、川内村は一時全村避難を強いられました。今は人口の8割が村に戻ってきているそうです。児童の一人は「(原爆から)73年経ってこれだけ復興していたので川内村も、もっと頑張って復興していきたいと思います」と語りました。18日は、島原で普賢岳災害について学びます。