こんにちは!山本研究室に所属する大学院生です。
私は山本研究室で行われる航空・宇宙・海洋・医療の4分野のロボット研究のうち、医療分野で手術器具の開発をしています。
大学院生はどんな1日を送っているのかというと、授業や課題をこなしながら研究を行っています。
大学院の授業は大学で学んだことが社会でどう活用されているのか意識しながら進められ、
自分の研究と関連させながら学ぶことができるのでとても楽しく知識を吸収することができます。
自分の時間を作りやすい環境を活かして、色んなことにチャレンジしましょう!
月に2回、土曜日は未来の科学者養成講座を開き、
小・中・高生にロボットの組み立てとプログラミングを教えています。
生徒たちの習得の早さとものづくりへの意欲に刺激されながら、
私たちスタッフも一緒になってロボット製作に取り組んでいます。
私が研究開発を行っている手術器具は、
胸腔鏡(内視鏡)手術で肺を圧排するのに用いる器具です。
長崎大学医学部と工学部が連携し開発を進めています。
アイデア、設計、製作、安全性などそれぞれの段階で苦戦しながら、
現在は試作器具1号が完成し、今後は実験を通して改良を加えていくことを予定しています。